当事務所では、既に他の弁護士に委任されている交通事故被害者の方々のセカンドオピニオンについても無料相談で対応しておりますが、最近名古屋市内に所在する、ある特定の法律事務所に依頼されている被害者の方々から、弁護士を変えたいという相談が急増しており、当事務所の貴重な無料相談枠を圧迫しております。

当該特定の法律事務所に依頼中の方々からは、事件処理方針に不安がある、希望どおりに動いてくれない、威圧的な態度をとられる、連絡が取れない、説明がない、質問や要望を言いにくいなどの不満をお聞きしており、大変お気の毒な状況ではございます。
また、一般の方々には、HPなどの広告をみても、法律相談時に弁護士と話をしたとしても、このような状況に陥ることは依頼してみないと判明しませんので、如何ともしがたい面があることも十分理解しております。

しかし、ご相談に来ていただいても、既に相当事件処理が進み手遅れになっており、当事務所でお手伝いできないことも多く、また、当事務所の限られた無料相談枠を圧迫しているため、本来的に早期の対応が必要な初めて弁護士に相談される方々の相談予約を後回しにせざるを得ない状況に陥っております。

そこで、誠に勝手で申し訳ないのですが、令和7年4月1日以降、当該特定の法律事務所に既に依頼されている方々の無料相談をお断りさせていただきます。
無料相談のお申し込みの際、既に弁護士に委任されている方につきましては、委任されている法律事務所名をお聞きし、当該特定の法律事務所に該当する場合はご相談をお断りさせていただきます。
また、お申し込みの際に既に依頼されている法律事務所名や弁護士名を教えていただけない場合も、ご相談をお受けできませんのでご了承ください。
なお、無料相談の申込み以外で、当該特定法律事務所の名称や弁護士名をお尋ねいただいても回答は厳に控えさせていただきます。

少しでも多くの交通事故被害に苦しむ方々にお手伝いを差し上げたいという当事務所にとって、苦渋の決断であることをご理解いただければ幸いです。


令和6年11月14日に、東京農工大学小金井キャンパスエリプス記念会館ホールで開催される「第16回ドライブレコーダーシンポジウム」のパネルディスカッションに、弁護士丹羽が「ドライブレコーダー映像の証拠価値とデータ保存上の課題」というテーマでパネリストとして参加いたします 。(プレスリリースはこちら

本シンポジウムを主宰する一般社団法人ドライブレコーダー協議会様は、長年日本のドライブレコーダの普及・発展により、安全な交通社会の実現に尽くしておられる我が国のドラレコ研究の中心組織です。

近時、ドラレコは交通事故を問わず、民事賠償・刑事事件の証拠として極めて重要な役割を果たしていることは言うまでもありませんが、弁護士丹羽は、ドラレコ協議会様と協力し、ドラレコの更なる普及や証拠保全の確実性を高めていくとともに、自動運転車両の安全評価への活用などより安全な交通社会の実現のために寄与して参りたいと考えています。


令和6年5月6日に伊勢崎市の国道17号線で、常習的に飲酒運転をしており本件でも焼酎440mlを飲酒し(事故後血中アルコール濃度0.3mg/l)時速90km/hで対向車線に逸脱し、2歳の子と父親・祖父を死亡させ、他2名を負傷させた被告人に対する刑事裁判が前橋地方裁判所で開かれます。
この裁判では、前橋地検が危険運転致死傷罪ではなく過失運転致死傷で起訴されたことが問題視され、遺族の方々を中心とし世論でも危険運転致死傷罪への訴因変更をすべきであるとの声が上がっています。

この点について、令和6年10月11日、TBSテレビ報道局社会部の記者様からリモートでの取材がありました。
この取材で、弁護士丹羽は、飲酒運転での危険運転致死傷罪の適用の問題点等をお話ししましたが、その内容や弁護士丹羽の見解を、「メディア掲載・講演活動」に記事にまとめましたので、宜しければこちらをご覧ください。