後遺障害認定
後遺障害認定
-
異議申立の結果、脳梗塞後の既存障害の等級が7級4号から9級10号に下がった事案のご紹介と「既存障害」の基本事項の解説
脳梗塞後に上・下肢不全麻痺を生じた方が、交通事故により脳挫傷を生じ高次脳機能障害等を生じた事案で、被害者請求時、高次脳機能障害等の神経系統の機能障害については5級2号の認定を受けたものの、既存障害が7...
-
自賠責保険での後遺障害認定の方法について、事前認定(自賠法15条)と被害者請求(同16条)の2つの方法があることは、最近では良く知られており、弁護士丹羽は従前より弁護士向けのゼミや勉強会、講演等で、事前の...
-
当事務所では、自賠責保険(共済)での後遺障害認定につき、異議申立によっても不服がある場合、一般財団法人自賠責保険・共済紛争処理機構(以下、「紛争処理機構」といいます)での調停(紛争処理)を申立てる...
-
自賠責保険での後遺障害等級認定の方法として、被害者が直接自賠責保険に申請する被害者請求(自賠法16条に基づく請求なので、賠償実務上「16条請求」ということもあります。なお、相手方任意保険会社が申請...
-
脊柱変形(椎体圧迫骨折)の逸失利益の主張方法について(名古屋高裁令和5年9月29日判決に基づいて)
自賠責8級相当認定の腰椎圧迫骨折の被害者の主に逸失利益が争われていた事案につき、令和5年9月29日名古屋高等裁判所において判決が下されました(自保ジャNo.2163p47)。 結論としましては、原審認定どおり(控訴...
-
当事務所では設立当初から、頚・腰椎打撲・捻挫等のいわゆるむち打ち損傷による後遺障害等級14級9号の一般的認定要件として、通院実績、症状の一貫・連続性、症状の重篤・常時性、画像所見の要件に加え、事故態様...
-
異議申立の結果・下肢機能障害併合9級相当から併合7級相当に上がった事案のご紹介
骨盤骨折後の下肢の機能障害の後遺障害で、異議申立により、被害者請求時併合第9級相当から併合第7級相当に上がった事案をご紹介いたします。 異議申立にあたって 被害者請求時には、『左足関節及び左足指の機能...
-
紛争処理申請の結果・顔面部の線条痕が「相隣接」するとして、非該当から第12級14号に上がった事案のご紹介
当事務所では、自賠責保険に対する異議申立によっても適正な後遺障害等級認定を受けられていないと考えられる場合、積極的に一般社団法人自賠責保険・共済紛争処理機構に対し紛争処理申請を行っています。 顔面部...
-
異議申立の結果・脊髄損傷第3級3号から第2級1号に上がった事案のご紹介
当事務所では設立以来、自賠責保険での後遺障害認定、特に異議申立に力を注いでおりますが、今回、脊髄損傷後の下肢機能の麻痺(対麻痺)の後遺障害で、異議申立により、被害者請求時第3級3号から第2級1号に上が...
-
弁護士費用特約をご確認いただく内容や範囲についてです。 弁護士費用特約は、限度額まで弁護士費用を保険で支払ってくれるので、依頼者様が弁護士費用を自己負担することなく、安心して弁護士に依頼ができ、弁護...
-
60歳以上はむち打ちで後遺障害認定を受けられないのでしょうか
本日、いわゆるむち打ち損傷を負った80歳代の方から、「インターネットで、60歳代以上はむち打ちで後遺障害認定を絶対受けらないという記載を見たが本当か。」という問い合わせをいただきました。 弁護士丹羽はそ...
-
~令和4年3月31日追記 本件の顛末ですが、下記の対応があった5日後に担当者から連絡があり、担当者も変わることなく当方の再提案額での示談に応じるとのことで無事解決いたしました。 損Jの更なる対応によっ...
-
医療画像閲覧の重要性 交通事故被害者側弁護士にとって、医療画像がある程度閲覧できることは必須のことと思われます。 昨今では、根拠に基づく医療(EBM:evidence-based medicine)の概念が浸透し、医療現場にお...
-
相手方任意保険会社から治療費打切日を症状固定日とすることの問題点 医師の先生方の交通事故賠償への知識が広まってきつつある現状では、相手方任意保険会社からの治療費打切り日をもって症状固定日と診断される...
-
醜状障害についての基本的事項の確認です 交通事故での外傷による傷跡や手術痕が残存した場合、「醜状障害」として後遺障害の対象となりますが、具体的認定基準が公表されておらず、非常に良く問い合わせをいただ...
-
高額すぎる画像発行費用 診療機関で撮影されたXp(CR),CT,MRI等の画像については、自賠責保険での後遺障害認定に必須なものであり、また、被害者の方の病状を証明するために極めて重要な資料となります。 そのた...
後遺障害認定
- 公益財団法人紛争処理センターの和解あっ旋を利用し驚いたこと
- 「痛いからまだ通院したい」は正しいのでしょうか~通院の必要性と症状固定時期について~
- 対自転車事故での後遺障害等級認定手続について
- 医師や病院の対応について~後遺障害診断書の追記・修正に応じていただけないケース
- 「足」ってどこのこと?
- 頚部痛被害者請求非該当、異議申立により第14級9号の認定を受けた事案のご紹介です
- 近時のむち打ち損傷の後遺障害認定実務の傾向について
- 弁護士選びは慎重にしましょう・2~高額な弁護士費用
- 高次脳機能障害に対するリハビリの重要性について
- 頚・腰部痛被害者請求非該当、異議申立により各第14級9号併合14級の認定を受けた事案のご紹介です。
- 事前認定右手疼痛第14級9号、異議申立てにより右手関節機能障害第10級10号、右大腿部の感覚麻痺等第14級9号併合10級の認定を受けた事案のご紹介です。
- 独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)名古屋主管支所様と意見交換会を実施いたしました。
- 東京海上日動火災保険㈱の2件のイレギュラーな遅延行為について(顛末記あります)
- 高次脳機能障害に関する誤解について
- 事前認定非該当、異議申立てにより顔面醜状12級14号、左恥座骨部痛及び腰痛で各14級9号併合12級の認定を受けた事案のご紹介です
- 骨盤骨折もしくは腸骨採取後の大腿外側のしびれ感について
被害者側
交通事故専門弁護士による
ブログ
保険会社や病院の不適切な対応から専門家向けの高度な知識など、交通事故被害者にとって重要な情報を惜しみなく提供し、被害者側交通事故賠償実務の発展・向上に努めています。
-
国民共済coopの度重なる回答遅延について(顛末記あります)
-
子どもや若年独身者の死亡慰謝料の基準を見直すべきです
-
㈱光文社様「FLASH」年末年始特大合併号(令和6年12月24日発売)記事掲載
-
ドライブレコーダー映像・音声データの改ざんについて
-
相談センターの示談あっ旋と紛セの和解あっ旋の違いについて
-
公益財団法人紛争処理センターの和解あっ旋を利用し驚いたこと
-
大分市194km暴走死亡事故で、危険運転致死罪が認められました
-
危険運転致死傷罪の見直しの評価と大分市の時速194km暴走死亡事故について
-
良い損害保険会社(共済)とは~当事務所での損保会社(共済)ごとの示談成立率について
-
「痛いからまだ通院したい」は正しいのでしょうか~通院の必要性と症状固定時期について~