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弁護士丹羽も大変微力ながらご支援をさせていただいております(公財)東海交通遺児を励ます会様が、令和5年12月24日、サイプレスガーデンホテルにて「第55回交通遺児を励ます大会」を主催され、今年もご招待いただき、感謝状を贈呈いただきました。


今年は毎年恒例であったクリスマス会も久しぶりに開催され、今年も交通遺児やその保護者の皆様、卒業生のボランティアの皆様のたくさんの笑顔を拝見し、とても温かい気持ちで1年を終えることができました。

特に今年は元依頼者やご子息にもご参加いただき、可愛らしくもより一層逞しく成長したご子息や笑顔の親御様方にお会いでき、とてもうれしい気持ちで一日を過ごすことができました。
元依頼者様も、大変不幸な事故で掛け替えのない配偶者をなくされた当初は、励ます会への参加を躊躇したとのことですが、次は名古屋ダイヤモンドドルフィンズのバスケットボール観戦の申し込みをされ、『この子に普段できない経験をたくさんさせてあげたい』とお話しいただき、今後も励ます会のイベントに参加していきたいとのことでした。

また最近では、寄付名簿に同じく交通事故被害にあった元依頼者の方々のお名前をお見掛けすることもあり、大切なお身体の代償である賠償金を励ます会に寄付され、ご自身も大変な被害にあったにもかかわらず遺児の方々を支えられていることに心打たれています。

東海交通遺児を励ます会は、昨年も東京ディズニーシーやレゴランドへの旅行、サマーキャンプや名古屋港水族館の見学、スポーツ観戦を実施し、今年も様々なイベントが予定されています。
また、小学校入学・中学校卒業時の祝金や図書カードの贈呈などの支援をされています。
昨年度は、「ふれあい懇親会」を実施し、遺族の方々だからこそ分かり合える悩みやお困りごとを話し合える機会もできました。

何より遺児の方々が、会のイベントを通じて幅広い年齢の遺児や卒業生の方々と交流を深め、遺児の方々が一生の思い出と得難い経験をしていただく良い場になればと心から願っております。
会に毎回参加させていただくたびに、遺児の方々も卒業生の方も本当に礼儀正しく面倒見の良い素直な優しい子たちばかりで、いつも感心させられます。
幼くして人生で最も辛く悲しい目にあったからこそ、他人に優しくできる健全な子に育ったのだなとしみじみ感じました。
同じく交通遺児である私も、子供のころに会に参加できたらなといつも感じています。

昨年事務局長を引き継がれた戸井様の初めての『励ます大会』は、例年以上に楽しく心温まる企画が多く、私もより一層励ます会のお力になっていきたいとの気持ちを新たにしました。

交通事故で親を亡くされた遺児の方ならどなたでも参加できますので、ご興味がある方は、東海交通遺児を励ます会のこちらのHPをご覧ください。


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